活動レポート
- 法人税
貸倒引当金とは?
商品を売ったが、現金としてはまだ支払いを受けていない時、
売掛金や受取手形などの債権は、資産勘定で処理をします。
これらの売掛金や受取手形の債権は、相手が倒産する可能性も考えられるので、
すべて回収できるとは限りません。
通常の月次はこのまま翌月に繰り越しますが、
決算時においては、
相手先の倒産リスクを考慮して、
債権の数パーセントを、減らしても良い事が認められています。
この金額が貸倒引当金です。
ではどの様な仕訳をするのか?
振替の相手先勘定が資産や収益だと、意味がありませんよね。
相手先勘定は費用勘定の貸倒引当金繰入(かしだおれひきあてきんくりいれ)
を使います。
仕訳方法としては、
資産の減少である、貸倒引当金は貸方に、
一方、相手勘定は費用の増加なので、貸倒引当金繰入は借方に
貸倒引当金繰入 ○○円 / 貸倒引当金 ○○円
となります。
貸倒引当金の計算方法は、業種などにより細分化されていますので、
詳しくは国税庁のHPにてご確認ください。
不明点等ございましたら、是非ご相談下さい。
参照
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/hojin/5501.htm
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税理士法人広島パートナーズ
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