活動レポート
- その他(企業経営等)
クラウド化
クラウドの会計ソフトを導入、クラウドの販売管理ソフトを導入…
その他にもいろいろなクラウドのソフトがあります。
どこまでクラウド化をすべきか悩まれたことがあると思いますのでご参考になれば幸いです。
1.会計ソフトのみをクラウドにすると以前より時間が係る可能性も…
クラウドの最大のメリットはリアルタイムで情報を共有できることです。
ただし、データを毎回読み取る必要があり、そのロードに時間がかかる場合もあります。
また、一部の会計ソフトでは、仕様の関係上他のソフトの手入力と比べて
時間が倍以上かかるソフトもあります。
クラウドかクラウドでないか、またクラウドでもどのソフトが良いのか
悩むところですが考え方に合うソフトを選ぶようにしましょう。
2.会計ソフトを変えたら周辺のソフト(販売管理など)もクラウドにする
既に販売管理ソフトなどを導入しており、
会計ソフトのみクラウドに変更されたなら販売管理ソフトも合わせて
クラウドに変更することをお勧めいたします。
販売管理ソフトの情報を会計ソフトに入力することが可能で、
今まで手入力していた仕訳がなくなり、互換性の高いソフト同士であれば
販売、請求、回収をリアルタイムで管理することが可能です。
営業の方で経理の方から回収ができていないと連絡を受けたことはありませんか?
このような部門間の連絡の手間が省けます。
3.今考えられるクラウド化の未来像
Amazon Goをご存知でしょうか。
Amazonが運営する無人レジのコンビニです。
JRの改札のようなゲートをくぐって店舗に入り、商品を選んでカバンに入れ、
後はくぐったゲートから出るだけ決済ができる仕組みです。
Amazon Goの店舗が実用化されたらどうでしょうか?
売 上 → 自動決済
仕入、在庫 → 恐らくリアルタイムで請求、管理が可能
預 金 → インターネットバンキングからAPIにより手入力が大幅に削減
(家賃など毎月同じ内容は地代家賃として仕訳を計上することもできます。)
小口現金 → キャッシュレスでAPIにより手入力が大幅に削減
※API…ネット上で情報を読み取る機能
となると、日々の仕訳の大半がなくなる見込みです。
そうなってからクラウドを導入するとなるとかなりの手間になると思いますので
今からでも少しずつクラウド化をお勧めいたします。
現段階ではfreee(会計ソフト)とkintone(業務アプリ構築)をお勧めいたします。
kintoneはあらゆる業務をアプリ化し、freeeと連携することが可能です。
例えば上記のような売上の管理は、請求書をkintoneで発行し、
そのデータをfreeeに飛ばします(ここで売上を計上)。
freeeで入金処理を行い、そのデータをkintoneに飛ばすことにより
売上の回収状況を連絡することなく社内の全員が回収状況を把握することが可能に成ります。
他にもいろいろなことができますのでご興味がありましたらご覧ください。
freee
https://www.freee.co.jp/cloud-erp/?fr=top_lfo
kintone
kintoneとfreeeで営業から会計まで一元化
お問い合わせ
税理士法人 広島パートナーズ
TEL:082-263-0916
Mail:partners@hp-tax.com