中小企業再生支援協議会が新型コロナ特例リスケジュールの支援を

 

行っているのはご存知でしょうか。

 

リスケジュールは事業を再生する最終手段で、

 

金融機関の毎月返済額（元金）を減額又は支払いを止める手続きです。

 

リスケジュールを行うと他の金融機関から借入をすることができません。

 

 

通常のリスケジュールと新型コロナ特例リスケジュールをまとめると下記の通りです。

 

 

○再生支援協議会が行うリスケジュール

 

通常再生支援協議会が行うリスケジュールの流れは面談などを行い、

 

事業改善の見通しがある場合は専門家の支援を受けながら再生計画の策定支援、

 

必要に応じて金融機関との調整（※）などが行われます。

 

※金融機関との調整

 

メインバンク（複数の金融機関と取引のある場合は、借入金額が一番多き金融機関）

 

と打合せを行い、リスケジュールを円滑に行う支援。

 

 

○新型コロナ特例リスケジュール

 

この度の新型コロナ特例リスケジュールは、

 

コロナウイルスの影響で業績が悪化した事業者の当面の資金繰りを

 

確保することが目的のため、事業改善の見通しに関係なく支援を受けることが可能です。

 

（ただし、メインバンクの協力は必要になります。）

 

 

前提として、事業改善の見通しがある場合です。

 

なければ支援を受けることができません。

 

 

また、通常のリスケジュールと比べて条件が緩和され、

 

提出書類が簡素化されているのが特徴です。

 

 

 

対象の方は、開業届を提出した中小企業、個人事業者であれば、

 

業種を問わずに（ただし、法令、公序良俗に反する場合を除く。）

 

ご相談いただけますので、まずはお近くの再生支援協議会にご相談ください。

 

 

支援を受け特例リスケジュール計画が成立させるためには、

 

資料作成や金融機関の調整を行いますので期間は約３ヶ月かかります。

 

金融機関が多ければ調整のためさらに時間がかかる場合もあるため、早めにご検討ください。

 

 

 

参考資料

中小企業庁

https://www.chusho.meti.go.jp/keiei/saisei/2020/200406saisei.html

 

 

 

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