活動レポート
- その他（企業経営等）
クラウド会計が自社とは無縁と思いこんでいませんか？
あけましておめでとうございます。
2021年もよろしくお願い申し上げます。
昨年からコロナ禍が続く中、
一日も早い収束、そして日常を心よりお祈りしております。
広島パートナーズのホームページでは、
新たに、「freee導入支援」ページを設けさせていただきました。
freeeというのは近年、発展が目覚ましいクラウド会計の１つです。
弊社では、３年前からシステムを導入し、いくつものお客様にご利用いただいております。
前提として、クラウド会計とは何かというと、
個別のパソコンにソフトを入れるのではなく、インターネット上で操作する会計ソフトです。
データがパソコンの中ではなく、インターネット上（システム会社が用意しているサーバー）
に保存されており、データが目に見える物に存在しないという会計システムです。
クラウド会計は、便利に使うこともできる一方、使いにくいというお声も確かにございます。
freeeは〔会計がよくわからないという簿記・会計の未経験者」に対して出来た側面もあり、
経理未経験者の方でも扱える会計ソフトです。
その為、これまで経理経験者の方がしてきた仕事とは大きく変わります。
単純にいうと、仕訳を行わない帳簿作りを目標とします。
経験者からすると当たり前の仕訳ですが、
未経験者からすると貸借がどちらかわからない、科目がわからない、
そもそも何をしているのか。
という状態です。
簿記を勉強してきた方も最初は似た経験があるのではないのでしょうか。
知識なしで経理・総務業務を行っている方も最初は言われた通りに
やってみる状態だったのではないでしょうか。
そして中小企業にも経理は必要ですが、経験者を雇おうにも経理経験者は絶対数が少なく、
未経験者を育てるということが多いです。
さらに言うと、経理を雇う余裕がないので総務が兼任することはよくあります。
小規模であれば社長様自身で行うことになります。
ただ、そういう方に請求書の売上10万円があるので
売掛金／売上 100,000
の仕訳を会計ソフトに入力してください。というのは難しい話です。
そこで税理士事務所へ記帳代行の依頼もありますが、
自社でやるより値段が上がること、時間差が生じてしまいます。
そこでfreeeでは請求書の作成機能がございますが、
請求日、請求先、金額、請求内訳等普通の内容を入れるだけで完了となります。
それ自体は当たり前ですが、freeeでは請求を立てたと同時に売上が計上されます。
上記の仕訳を自動的に計上します。
本来、請求書を見て入力していた物の時間と労力を大幅にカットします。
その他にも、これまで資料を見て手入力していたものを省略し、自動化することが可能です。
自動なので、例えば35,000円を手入力するのに、
350,000円になったり53,000円にするヒューマンエラーもなくなります。
請求書は営業の方が作るが、会社の財務内容までは見せたくないという場合には、
請求書の作成権限のみ与えることも可能です。
全社員に経費精算業務だけはできるような設定も可能で細かな権限振分けができます。
では経理の手が空いた分やることがなくなり、
経理の職が危ぶまれるかというとそんなことはございません。
これまでできなかった変動費の分析や将来の予測、現場社員が行っている雑務仕事などあるはずです。
中小企業はどうしても少ない人数で動かしている分、効率が悪いことが多々あります。
それを改善していくことで会社全体の生産性向上につなげていけると思います。
クラウド会計全体ですが、日進月歩とても動きが早くできています。
こういっては何ですが、
私から見ても3年前のfreeeはあれをこうしたい、こうはできないのか、
と不満だらけでした。
ただ、改善が早く使いやすいシステムになってきています。
（まだ要望はありますが）過去、クラウド会計、特にfreeeを使ってみたが使いにくく、
金輪際使わない。と思った方もいらっしゃるかもしれませんが、
ぜひ現状の状態を見てご判断いただければと思います。
広島パートナーズでは、freeeはもちろんですが、既存の会計ソフトも取り扱っております。
全てのお客様にfreeeを使っていただくのではなく、検討をし、
有用な場合にお勧めさせていただいております。
中にはどうやってもクラウド会計と相性の悪い実態もございますので、
バランスよく話をさせていただいております。
会計ソフトの乗り換え等なんでもご相談ください。
弊社のfreeeの取り組みにつきましては該当のページをご覧ください。
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税理士法人 広島パートナーズ
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