活動レポート
- その他(企業経営等)
正確な原価を把握して経営分析する為に在庫表を作りましょう
毎月、在庫表を作成されていますか?
正確な原価を把握するためには、
在庫表の作成が欠かせません。
どうやって原価を把握するのか・・・
毎月商品の仕入を行って、販売をしますよね。
ただ、多くの場合、月末には販売しきれなかった商品
いわゆる“在庫”が発生すると思います。
この在庫を当月で仕入れたものから差し引き、
前月に発生した在庫を足すと
当月の売上高に対する原価を把握することができます。
簡単に式でまとめると以下のようになります。
前月在庫 + 当月仕入高 – 当月在庫 = 売上原価
さらに在庫を把握することで
毎月の棚卸回転率を求めることもできます。
棚卸回転率とは、
商品を仕入れてから販売するまでの期間を数値化したものです。
売上高 ÷ 棚卸資産 = 棚卸回転率
365 ÷ 棚卸回転率 = 棚卸回転期間
商品を仕入れて販売するまでの期間が短ければ
棚卸回転率が高くなり、良い状態と言えます。
しかし、いつまでも売れ残っている商品があると
棚卸回転率は低くなり、あまり良い状態とは言えません。
結局のところ、棚卸資産(在庫)も資産なので
換金できなれば意味がありません。
棚卸回転率は、業種によって棚卸回転率も変わってきますので、
業種の平均など知っておくと経営分析により役立てると思います。
お問い合わせ
税理士法人 広島パートナーズ
TEL:082-263-0916
Mail:partners@hp-tax.com