活動レポート
- その他(企業経営等)
——新NISA始まりますよ—–
2024年1月1日以降の購入分から、新NISAの投資枠となります。
現行のNISA投資枠は、2023年12月31日購入分までとなります。
NISA メリットのおさらい
投資信託とは、
自分のお気に入りの投資商品を購入し、
- ①値上がりしているタイミングで売却した場合、差額を譲渡益として受け取る
又は②投資した商品から配当金、分配金を受けとる
といった投資です。
NISA以外の投資信託は→上記①②の利益に、税金が課され、20.315%の源泉所得税が
差し引かれた金額を受け取るのに対して、
NISAの場合→上記①②の利益に、税金が課されない非課税扱いとなっています。
投資信託を行うなら、
税金が差し引かれない、NISAの非課税枠がお得だなと感じて頂けたでしょうか。
次に種類は2つ。①積立NISA ②一般NISA
積立NISAと一般NISAは、併用不可
- ①積立NISAとは、
・投資枠 40万円/年、
・非課税期間20年、
・選べる投資商品は、比較的リスクの低い、基準を満たした商品
・非課税保有限度額800万円
- ②一般NISAとは、
・投資枠 120万円/年
・非課税期間5年、
・選べる投資商品は、上場株式、外国株、等々種類が豊富
・非課税保有限度額600万円
上記が、現行のNISA制度となっています。
非課税期間が終われば、課税対象の口座に移されてしまいますので、非課税期間中に、
売却し譲渡益を得ておかなければ、NISA枠で投資した意味がなくなってしまいますので、
注意が必要です。
では 新NISAとは、どこが改善されたのでしょうか?
積立NISAと 一般NISAは、 併用不可 →併用可
積立NISAは、
・投資枠 40万円/年 → 120万円/年
・非課税期間20年 → 無期限
・非課税保有限度額800万円 → 一般NISAと併せて1800万円
一般NISAは、
・投資枠 120万円/年 → 240万円/年
・非課税期間5年 → 無期限
・非課税保有限度額600万円 → 1200万円
と変更されました。
ちなみに名称も変更され
積立NISAは→ 積立投資枠
一般NISAは→ 成長投資枠 となるようです。
積立NISAがお好きな方は、積立投資枠で1800万円されるも良し、
成長投資枠がお好きな方は、1200万円まで成長投資枠、残りの600万円は
積立投資枠でされるも良し。
いずれにせよ、所得倍増計画の一環であり、資産運用のツールとして、
国一押しの政策となります。
非課税期間が無期限となった事により、より長期的な目線で投資する事が可能になり、
資産運用として、試してみる価値はあると思います。
以下ご参照下さい。
何かご不明点等ございましたらお気軽にご相談ください。
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