活動レポート
- その他(企業経営等)
キャッシュフローを改善するには?
企業はいくら利益が出ようが、キャッシュフローが回らなかったら倒産してしまいます。
まずは、自社のキャッシュフローの状況を把握する必要があります。
キャッシュフローは大きく3つに分かれます。
営業キャッシュフロー、
投資キャッシュフロー、
財務キャッシュフロー
今日は営業キャッシュフローの話をします。
本業でどれだけお金を稼いでいるのか?を表します。
最も重要なキャッシュフローです。
例えば売上が1億円、仕入が5,000万円あったとします。
設立1期目の3月決算の会社とします。
売上の入金は第2期の6月にあるとします。
仕入の支払は第1期の3月にあるとします。
ここで第1期の営業キャッシュフローを計算すると-5,000万円となります。
つまり第1期は入金が1円もなく、支払いが5,000万円あるのでお金が回りません。
損益計算書では利益が、
売上高1億円-仕入高5000万円=5,000万円もあるにも関わらずです。
ここで大事なのは支払を遅らせ、入金を早めることです。
出来れば入金が先で支払いが後だと最高ですね。
このように、まずは自社の営業キャッシュフローを作成して、
どこに問題があるのか?を理解したうえで、
顧客との取引条件に問題はないか?
管理ロスはないか?
在庫が多すぎないか?
など検討してキャッシュフローを改善していく必要があります。
何かキャッシュフローの改善などで、ご相談がございましたらお気軽にご連絡ください。
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税理士法人 広島パートナーズ
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