活動レポート
- その他(企業経営等)
戦略策定のためのフレームワーク:4P分析
4P分析とは
4P分析はアメリカのエドモンド・ジェローム・マッカーシーが提唱した理論で、
「Product(商品・製品・サービス)」「Price(価格)」「Place(販売場所・提供方法・
流通)」「Promotion(販売活動・販売促進)」の4つの要素で構成されるマーケティング施策の企画立案段階で用いられるフレームワークです。
Product(商品・製品サービス)
Productは商品・製品・サービスを指し、どのような商品・製品・サービスが売れるのかを
検討します。
〇顧客が求める品質・性能
〇顧客が好むデザイン・パッケージ
〇競合との違い・強み
〇ブランドイメージ
Productの分析では自社が狙うターゲットを明確にしておくことが重要になります。
Price(価格)
Price分析では商品・製品・サービスをいくらで販売するかを検討します。
〇顧客が価値を感じられる価格か
〇採算がとれる価格か
〇市場相場と比較して適正な価格か
〇競合他社と価格面で差別化できているか
ここでの適正価格とは、顧客が抵抗なく購入できて、かつ自社が利益を得られる価格のことを指します。
Place(販売場所・提供方法・流通)
Place分析では商品・製品・サービスをスムーズに提供できる販売場所や提供方法、流通経路を検討します。
〇実店舗販売か通信販売か
〇実店舗であればどこに店を構えるか
〇どのように流通経路を構築するか
ターゲットとする顧客に合った販売場所や提供方法を選ぶことが重要になります。
Promotion(販売活動・販売促進)
Promotion分析では、顧客へどのように商品・製品・サービスの認知を広げ、購入に繋げるかを検討します。
〇広告媒体を何にするか(Web・SNS・チラシなど)
〇どのようにブランディングするか
〇販売促進に適したタイミング(季節・曜日など)
〇競合他社のプロモーション方法
ターゲットとする顧客により効率的かつ効果的に接触できるかが重要になります。
ここまで見てきたように4P分析は企業目線でのマーケティング分析となります。そのため顧客目線での分析の4C分析と組み合わせて行うことにより、より効果的な戦略がたてられるので実際に行う際には4C分析も併せてご検討ください。
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